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知床旅情 歌碑

住所 斜里郡斜里町ウトロ港(三角岩手前)

NPO法人 知床斜里町観光協会

斜里の由来はアイヌ語の「サル」、「シャル」(アシの生えているところ)より転訛したもの。
ウトロの由来は、漢字表記は「宇登呂」、アイヌ語の「ウトゥルチクシ」(その間を我々が通行する所)という意味である。
国道334号線のウトロ市街地からウトロ港観光船乗り場方向に、約400mほど進みオロンコ岩のトンネルを抜けた先。


オロンコ岩のトンネルを抜けると「ウトロ地区公設駐車場」(有料)があり、松浦武四郎顕彰碑や、三角岩の前には森繁久彌氏が歌った「知床旅情」の歌碑が建っており、このウトロ港から知床観光船が出航している。
「知床旅情」は、1960(昭和35)年に公開された森繁久彌主演の映画「地の涯に生きるもの」の撮影で知床に長期滞在した時に作詞・作曲したもので、地元では「森繁の碑」として親しまれているという。
1969年(昭和44年)6月21日に知床国立公園指定5周年を記念して建立した歌碑の除幕に森繁さんは来斜した。文字は森繁氏直筆からおこしたもの。
碑が建っている場所は、自然環境が厳しく、美観や危険性が指摘されていたことから、2009(平成21)年の夏に補修をした。

碑文
知床の岬にはまなすの咲く頃
思い出しておくれ俺たちのことを
飲んで騒いで丘にのぼれば
遥かクナシリに白夜はあける

冬の時期には、海を埋め尽くす流氷を楽しみにやってくる観光客も多い。
ちなみに、ウトロ地区公設駐車場では、知床冬のイベント「オーロラファンタジー」の会場になっていたのだが、2016(平成28)年で30回目となる「知床ファンタジア2016」が、2月5日〜3月12日まで開催され、30年間の歴史に幕を閉じた。 知床ファンタジアは、オホーツクの海に押し寄せる流氷と厳しい寒さを逆手に取り、楽しんでしまおうという知床恒例の冬のイベントである。
1958(昭和33)年冬の知床の夜空に出現した本物のオーロラの感動を何とか再現しようという想いから、地元有志などが冬季観光の目玉として、1987(昭和62)年から始めたもので、わらを松明で燃やして出した煙のスクリーンに、約800mほど離れた場所からレーザー光線を照射し、赤、青、緑などの光が音楽に合わせて動き、知床の空をオーロラのように幻想的な空間を作り出す様は圧巻である。(煙でいぶされる感じがなんともいえなかった)
期間中は毎夜19時50分より「知床DVD上映」が約8分程度。毎夜20時から行われる「オーロラファンタジー」で約20分間。 当時、私が体験してきたのは2015(平成27)年2月5日知床ファンタジア初日だった。まさか翌年にこのイベントが終了するなんて知る由もなく。冬の知床を堪能できたのは2014(平成26)年夏道東取材に行ってきた際に応募した「うまいもんゲット★知床しべつぐるっとラリー標津・野付・根室」が当選し、地元旅館(標津町)宿泊券(標津町体験記)が当たったこともあり、冬の知床をを堪能してきたときのものである。
当時の雰囲気を動画にて。(現在は違うイベントが行われていると思う)


知床八景とは、知床半島においてよく知られる8ヶ所の景勝地で、オシンコシンの滝オロンコ岩夕陽台プユニ岬フレペの滝知床峠知床五湖カムイワッカの滝となっている。

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