知床自然センター住所 斜里郡斜里町遠音別村岩宇別531TEL 0152-24-2114 営業時間 4月20日〜10月20日は8時〜17時30分、10月21日〜4月19日は9時〜16時 休館日 年末年始 駐車場 120台程度・無料 知床財団 知床自然センター NPO法人 知床斜里町観光協会 斜里の由来はアイヌ語の「サル」、「シャル」(アシの生えているところ)より転訛したもの。 遠音別の由来は、アイヌ語の「オンネ・ペツ」(大きな川)遠音別川が語源である。 岩宇別の由来は、岩尾別とも表記し、アイヌ語の「イワゥペッ」(硫黄が流れる川)である。 知床とは、アイヌ語で「シレトク」Sir-etok(陸地・大地・先端)という意味である。 国道334号線沿いにあり、ウトロ市街地から知床峠方向に約5kmほど。道道93号知床公園線の分岐手前にある。 2005(平成17)年に第29回ユネスコ世界遺産委員会で登録された世界遺産「知床」の玄関口に位置し、知床の自然保護活動、情報発信の拠点である。 1988(昭和64)年9月に斜里町によって設置された施設は、(財)知床財団が管理運営を行い、調査研究・野生動物対策・教育活動・ビジターへの情報提供など、知床の自然を守るための活動をしている。 館内では、自然情報や交通情報を提供し、常駐する自然解説員が知床の旬な情報を教えてくれ、販売コーナーでは、自然に関する書籍、パンフレット、アウトドアグッズも扱っている。 インフォメーションカウンターでは、知床の自然についての情報提供をしている。 カウンターの横では、知床財団のオリジナル商品も販売し、知床に関する書籍や写真集、散策に必要なウェアなども販売されている。 ちなみに、この売店の売上げは、知床の自然を「知り・守り・伝える」活動に使われている。 センター内にはMEGAスクリーン「KINETOKO」がある。 高さ12m、幅20mの日本最大級の大きさを誇る大型スクリーンでは、迫力ある映像「四季・知床」というタイトルで知床を紹介している。空撮を中心とした映像は大空を羽ばたくワシの目になったような錯覚を覚える。 悪天候や観光船欠航など、期待していた知床観光を出来なかった人に特にお勧めしているが、知床観光に時間の余裕があるなら見たほうがいいだろう。 座席数146席が階段状に配置され、車いす専用スペースもある。 入館料は、一般500円・15歳以下・幼児・賛助会員は無料。 大きな売店では、知床の自然をモチーフにした商品や、道産の食材をつかった商品を数多く取り揃えており、シカ肉を加工した商品もある。 しれとこ100平方メートル運動ハウスでは、斜里町が「知床で夢を買いませんか」と全国に呼びかけた、日本におけるナショナル・トラスト運動の先駆けとなった「しれとこ100平方メートル運動」で、全国からの寄金をもとに離農跡地が買い取られ、森の復元が進められたもの。このハウス内には運動参加者の名前が一堂に展示され、運動の紹介をしている。 私が行った時は鍵が掛かっていて開いていなかった。 シャトルバスの運行時刻はHPを参照するか、問い合わせて欲しい。 チケットは斜里、ウトロのバスターミナル、知床自然センターで事前に購入。 斜里バスターミナル、ウトロバスターミナル、知床自然センターの駐車料金は無料である。 バスの運賃は、知床自然センター〜カムイワッカ間は往復1300円 ちなみに、道道93号知床公園線の岩尾別橋ゲート〜知床五湖までは、12月上旬〜翌年4月中旬まで冬期通行止め。 道道93号知床公園線の知床五湖ゲート〜カムイワッカ湯の滝までは、11月1日までで冬期通行止めとなっている。開通は翌年の6月上旬 道道93号知床公園線のカムイワッカ湯の滝〜知床大橋までは、落石の危険があるため通年通行止め。 国道334号知床横断道路は、斜里町岩尾別〜知床峠〜羅臼町湯ノ沢まで、11月上旬〜翌年4月下旬開通予定だがゴールデンウィークまでずれ込むこともある。 フレペの滝遊歩道 知床自然センターの裏手にある入り口から、片道約1kmの遊歩道が続く。二次林・草原・原生林・断崖、様々な自然環境と、運が良ければそこに生息する生き物の姿を見ることができる。 知床自然センターからフレペの滝の展望台までは片道約20〜30分ほどの遊歩道が続いている。 カムイワッカまで行く場合は、「知床自然センター前」もしくは「ウトロ温泉ターミナル」に車両を置き、乗り換えなければならない。(シャトルバス利用の方は、知床五湖で途中下車をしても再乗車することができる) 知床五湖までいく場合は、「知床五湖駐車場」まで一般車両の乗り入れができるが、連休やお盆などの時期には、駐車場入口が渋滞する。 シャトルバスの運行を優先しているのでバスは渋滞の影響を受けない。ちなみに知床五湖にマイカーを駐車して、シャトルバスに乗ることはできないので注意して欲しい。 知床八景とは、知床半島においてよく知られる8ヶ所の景勝地で、オシンコシンの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレペの滝、知床峠、知床五湖、カムイワッカの滝となっている。 |