ポンモイ柱状節理住所 網走市駒場132一般社団法人 網走市観光協会 網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。 ポンモイの由来は、アイヌ語の「小さな入り江」という意味。 国道244号線沿いにあり、道の駅 流氷街道網走から濤沸湖方向に約1.7kmほど。 網走市公共下水道スラッジセンターの裏の崖に、細長い柱を並べたような岩が広がる。大規模に広がる安山岩の柱状節理で、崖面にレンガ装飾のように、露頭する多角形断面はその形状種類が多く、岩漿運動(マグマ)の複雑な様相を調べるうえでも地質学上貴重なもの。 標柱が道路沿いにあるが、あまり目立たないので見落としやすい。個人の私有地と下水道スラッジセンターの敷地となるので撮影する場合は注意をして欲しい。(所有者の許可を頂き私有地内にて撮影させて頂きました) このポンモイ柱状節理はかつて石切場で、もっとせり出していたが、削って現在の形になったのだと地権者の方が仰ってましたね。 1978(昭和53)年、12月15日ポンモイ海岸の柱状節理の指定を答申。1983(昭和58)年、3月5日網走市指定天然記念物に指定された。 1897(明治30)年6月、網走のポンモイに上陸した屯田兵たちが、網走川を小舟で遡り網走湖〜荷揚坂を上って、端野、北見の入植地へ進んでいった。 近くには、1992(平成4)年に北見屯田会、端野屯田会、相ノ内屯田会の共同事業として屯田兵上陸の地碑が建立されている。 大きな地図で見る |