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網走湖

住所 網走市呼人

一般社団法人 網走市観光協会

網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。
呼人の由来は、アイヌ語の「イ・オピ・ト」(別れ出ている湖)に由来し、網走湖の地形に起因するものとされている。

北海道東北部に位置し、網走市と網走郡大空町にまたがる湖である。
東岸には呼人半島(よびとはんとう)が大きく突き出していて、呼人(よびと)探鳥遊歩道も整備されている。網走国定公園に含まれる。
網走の中でもっとも大きい湖で、周囲約40km。オホーツク海と網走川で結ばれ、湖東岸には網走湖畔温泉がある。
網走湖は、今から6000年前は海の一部だったがその後、海水面の変動や地盤上昇などによってできた海跡湖。
湖面標高は0mで、湖の干満により海水と河川水が混ざり合う「汽水湖」が形成され、満潮時には下流部から海水が逆流するため、湖底には湖の地形と比重の違いにより、海水が湖の底に沈み上層の淡水層と下層の塩水層とは混じり合わない二層構造を形成している。
水深7m程度に塩淡境界があり、下層の塩分濃度の高い水の層では、流入した汚濁物質を細菌等が分解する時に酸素を消費するために、無酸素状態になっている。
冬期は全面結氷し、ワカサギ釣りの釣り人で賑わう。
湿地にはハンノキやミズバショウの群落が、52haにも渡り広がり国内最大級である。雪解け後、4月下旬頃から白い花をつけ、とても綺麗である。
特に大空町側のものは「女満別湿性植物群落」として国指定の天然記念物となっている。
周辺の林にはアオサギの営巣地などもあり、自然豊かな湖である。



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