北海道応援サイト!がんばれ北海道!!

コタン共同浴場

住所 川上郡弟子屈町屈斜路古丹
TEL 015-484-2833
営業期間 7月〜8月まで
営業時間 14時〜22時(受付は30分前まで)
定休日 水曜日
駐車場 浴場前に10台程度
入浴料 大人300円(中学生以上)、小学生100円、未就学児50円

弟子屈なび

川上郡とは、1869(明治2)年8月蝦夷を北海道と名づけ、11国86郡を設定。釧路国および川上郡が設置され開拓使が管轄する。1879(明治12)年7月に郡区町村編制法の北海道での施行により、行政区画として川上郡が発足。当時の郡域は、標茶町・弟子屈町の2町から標茶町の一部(チャンベツ地区)を除いた区域。
弟子屈町の由来は、アイヌ語の「テシカ・カ」(岩盤、梁・の上)から。
屈斜路の由来は、江戸時代の探検書・古地図には「クスリ・トー」(アイヌ語で温泉、薬の湖の意)と書かれていたが、この付近に集落があり、アイヌ語で「クッチャル」(沼・喉口)湖水が釧路川となって流れだすクッチャルに「屈斜路」の字を当てたもの。
古丹の由来は、アイヌ語で「コタン」(村の意)に由来する。当時はクッチャロコタンと呼ばれ、有力なコタンだったこともあり、和人がクッチャロの名を湖にあてた。
弟子屈町字屈斜路の国道243号交差点から川湯温泉方向に道道52号線を約1.3kmを(小さい看板有)左折して約50mほど右手。

道東の阿寒国立公園にある屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖。屈斜路湖の湖と接する波打ち際に24時間無料入浴可能な露天風呂がある。その温泉の手前に地元で愛される昔ながらの公衆浴場がある。開設期間が短いので注意してほしい。
コタン温泉は、1978(昭和53)年にボーリングで湧出した。深度は約100m。動力揚湯である。屈斜路地区の住民たちのお風呂として長く利用されてきた。内湯船が一つあり源泉かけ流し、洗い場はカランのみと素朴な造りである。
シャワーやアメニティーは無し。休憩所なし。微白濁のお湯は湯冷めしにくいが、お湯が45度程度とかなり熱め。私が訪問した時間が早かったため開いていなかった。
ちなみに、屈斜路湖周辺の野湯はシャンプー・石鹸・ボディーソープ等が使用できないので、使いたいならこの浴場がいいだろう。

泉質 ナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)
源泉温度 68.3℃、PH7.0、動力揚湯
効能 神経痛・筋肉痛・関節炎・慢性消化器病・胆石・肝臓病・肥満・糖尿病・痛風・腰痛・冷え性・皮膚病・婦人病・慢性便秘・痔疾・四十肩・五十肩・関節のこわばり・やけどなど。
Copyright (C) がんばれ北海道 All Rights Reserved.
inserted by FC2 system