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サンゴ岬(佐呂間湖畔鶴沼のアッケシソウ群落)

住所 紋別郡湧別町東(丁寧)

湧別町観光協会

紋別の由来は、市内中央部を流れる藻鼈川(もべつかわ)を指すアイヌ語の「モン・ペット」(静かである・川)からきている。「オホーツク紋別」または「北見紋別」と呼んで区別することが多い。これは、日高支庁の旧門別町(現・日高町)と読みが同じだったためである。
湧別町の由来は、アイヌ語の「ユペ」(鮫の意)から、2009(平成21)年10月5日に上湧別町と湧別町が合併し、現在の湧別町となった。

紋別郡湧別町北兵村三区の国道238号線道道204号湧別上湧別線交差点から約5.6kmほど登栄床方向(サロマ湖方向)に進み、T字路交差点を右折して約950mほど砂利道を進む(スライドできない)。駐車場はなく、道路の突き当たりに適当に止める形になる。

サロマ湖畔の北西に位置するサンゴ岬。サロマ湖二大アッケシソウ(サンゴ草)群生地のひとつで、網走国定公園に含まれる。
現地には狭いつり橋があり渡って、対岸の半島のようになっているアッケシソウ群生エリアに踏み入ることが出来る。
群生地の広さは約2ha。サンゴ草は秋の9月中旬から10月上旬が見ごろとなっている。冬季は閉鎖。
北海道指定天然記念物に1957(昭和32)年指定された。






案内板
北海道指定天然記念物
佐呂間湖畔鶴沼のアッケシソウ群落
指定年月日 昭和32年1月29日
 アッケシソウはアカザ科の塩湿地産の植物で、わが国においては厚岸湖ではじめて
発見されたのでこの名がついた。肉質の草木で枝は対生関節があり円柱形で高さ10
センチから30センチになる。葉は節部に小さく鱗片状に着く。花は葉のわきに8月
頃着くが小さくて分かりにくい。春夏は緑色、秋には紅変してサンゴ色になるため別
名サンゴ草ともいわれている。
 この鶴沼のアッケシソウは、オホーツク海岸塩湿地の群落としては代表的なもので
あり、約2ヘクタールにわたって密生し、秋季にサンゴ色となるときの景観はすばら
しい。
 本種は北半球の塩湿地に分布するが、日本では本道の風蓮・能取・濤沸・佐呂間湖
畔及び四国の一部にまれにみられるものである。
注意事項
1 指定地内に立ち入らないこと。
2 指定地内でアッケシソウを採取したり、損壊したりしないこと。
3 アッケシソウの生育に影響を与えるようなことはしないこと。
前記の事項に違反したときは北海道文化財保護条例により罰せられますのでご注意下さい。
北海道教育委員会・湧別町

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