北海道応援サイト!がんばれ北海道!!

ウトロ温泉

住所 斜里郡斜里町ウトロ香川

NPO法人 知床斜里町観光協会

斜里の由来はアイヌ語の「サル」、「シャル」(アシの生えているところ)より転訛したもの。
ウトロの由来は、漢字表記は「宇登呂」、アイヌ語の「ウトゥルチクシ」(その間を我々が通行する所)という意味である。
国道334号線のウトロ市街地から夕陽台方向に坂を登って、約750mほど。

知床半島の西岸、オホーツク海側にウトロ港側と高台側に分かれて存在し、別名知床温泉とも言う。
知床とは、アイヌ語で「シレトク」Sir-etok(陸地・大地・先端)という意味である。
2005(平成17)年に第29回ユネスコ世界遺産委員会で登録された世界遺産「知床」の玄関口に位置し、知床観光の拠点となる知床最大の温泉地である。
ホテル・旅館は現在10軒、他に民宿などの中小規模の宿泊施設が10軒、バブル後の不況や東日本大震災による経営不振から倒産や廃業なども相次いだ。
共同浴場は、夕陽台の湯(斜里郡斜里町ウトロ東429・営業期間は、6月1日〜10月31日)が存在し、オホーツク海を一望する露天風呂がある。2010(平成22)年8月に無料の足湯「足湯シリエトク」(知床花ホテル(廃業)の右隣にある)がオープンした。
温泉街に隣接して国設知床野営場や知床八景のひとつでもある夕陽台展望台がある。

昭和40年代の前半、ボーリングによって源泉開発がなされ、開湯は1971(昭和46)年。なお、最初のボーリング時の源泉の1つは、海を見おろす高台にある温泉民宿の敷地内にあり、以降海岸沿いに4系統10か所以上の源泉が湧出している。
ナトリウムや塩化物を多く含む無色透明で塩味がする。源泉100%の宿が多く心と体を癒すとともに湯冷めしにくく、肌がしっとりする「美人の湯」としても有名である。一部循環ろ過式(冷却加水)をしている。日帰り入浴はほとんどの温泉で可能である。
冬の時期には、海を埋め尽くす流氷を楽しみにやってくる観光客も多い。

泉質 含重曹食塩泉・含ホウ酸食塩重曹泉・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
源泉温度61℃、PH6.8
効能 神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・うちみ・ くじき・慢性消化病・冷え性・疲労回復など。

知床八景とは、知床半島においてよく知られる8ヶ所の景勝地で、オシンコシンの滝オロンコ岩夕陽台プユニ岬フレペの滝知床峠知床五湖カムイワッカの滝となっている。

Copyright (C) がんばれ北海道 All Rights Reserved.
inserted by FC2 system