セセキの滝住所 目梨郡羅臼町瀬石駐車場は無し 知床羅臼町観光協会 目梨の由来はアイヌ語の「メナシ」(東方または東隅)で、知床と北方領土を含む一帯を指していたようであり、松浦武四郎は「女那志」と記した。 羅臼の由来は、アイヌ語の「ラウシ」(低いところ・獣の骨のあるところ)からで、この一帯はアイヌの狩猟地であった。羅牛、良牛とも古文書にもみられる。 瀬石の由来は、アイヌ語の「セセク」(熱き湯の湧く処)から。 目梨郡羅臼町本町30番1(国道334号線と国道335号線の起点)から道道87号知床公園羅臼線を相泊方向に約21.3kmほど進んだ左手、瀬石の手前で道路際の断崖から落下する滝が目に入る。 以前はここに案内標識もあったが、崖崩れの危険があったため壁面をコンクリートで固め、その後標識もなくなった。写真に見える滝の奥にある崖はチトカンベ岩である。 落差30mほどで、春先や雨のあとは水量が豊富で、飛沫が道路を濡らしていることが多い。夏場は水量も少なく岩伝いに水がちょろちょろ流れ風流である。 駐車スペースは無く、路肩に停めるしかないので注意して欲しい。近くには海中から自噴する瀬石温泉がある。 地質は、知床岬層の安山岩質ハイアロクラスタイトで、沢背後の尾根の標高は約780mとそれほど高くないが滝の水量は豊富だ。 |