北海道応援サイト!がんばれ北海道!!

瀬石温泉

住所 目梨郡羅臼町瀬石
TEL 夏季は瀬石番屋0153-89-2654、夏季以外は0153-88-2384
入浴可能期間 7月1日〜9月15日くらい
駐車場 あり
入浴料 入浴するには「必ず」断りを入れた上で、寸志を払い「入浴させていただく」という気持ちを忘れないように。マナーは守って欲しい

セセキ温泉

知床羅臼町観光協会

目梨の由来はアイヌ語の「メナシ」(東方または東隅)で、知床と北方領土を含む一帯を指していたようであり、松浦武四郎は「女那志」と記した。
羅臼の由来は、アイヌ語の「ラウシ」(低いところ・獣の骨のあるところ)からで、この一帯はアイヌの狩猟地であった。羅牛、良牛とも古文書にもみられる。
瀬石の由来は、アイヌ語の「セセク」(熱き湯の湧く処)から。
目梨郡羅臼町本町30番1(国道334号線国道335号線の起点)から道道87号知床公園羅臼線を相泊方向に約22.1kmほど進んだ左手に駐車場がある。温泉の手前にはセセキの滝がある。

この温泉は野湯である。1899(明治32)年に知円別に入植した堀内市太郎が発見し利用されてきた。堀内市太郎は浴室を作り湯治客ののために便を計っていたが、1916(大正5)年、高波で流出し現在の野湯になっている。干潮時に合わせ入浴可能で、満潮時には海水に埋没してしまう秘湯中の秘湯。
海岸に岩で囲っただけの露天風呂がある。 ちなみに、アイヌ語の「セセク」(熱き湯の湧く処)からに由来するように、アイヌの方も利用していたのは言うまでもないだろう。
濱澤水産(株式会社丸濱ワーク)が管理している。
利用は夏季期間のみ。駐車場にトイレあり。周辺には漁師の瀬石番屋があるのみだ。近隣の空き地、海岸の砂利部分はコンブ干場になっているのでゴミを捨てないで欲しい。もちろん車両の立ち入り・焚き火・キャンプは禁止されている。
「北の国から」2002遺言のロケで純とトドが入った露天風呂として有名になったこともあり観光客が沢山来るようになった。
入り口にはゲートが設置しており、ゲートが開いている時間帯のみ入浴できる。以前はゲートは無かったが、マナーの悪い人が後を絶たずトラブルが絶えない為にゲートを設けている。
入浴時間は干潮時に浴槽の清掃後に限られるため、日によって入浴時間は変わる。入浴の際には、瀬石番屋の管理者に一言断りを入れ了解を得る必要がある。
濱沢さんという漁師さんが個人管理していて干潮になり、海の中から現れた温泉を清掃している。手間をかけ温泉の中に入ってしまった海藻やゴミなどを除去し、海水を汲み出し浴槽内を洗いその後、1〜2時間をかけ温泉が岩のすき間より沸いて来たら入浴できるのである。
管理人の仕事の合間などをみて清掃しており、個人管理のもとにある温泉であるという事を理解して入浴することが前提の秘湯なのだ。
温泉は、海に向かって左側と右側と2箇所に温泉があるが、写真に写っているのが右側の入浴できる湯船である。大人8人ぐらいは一度に入浴できるようだ。左側(写真には撮っていない)はかなり温度が高いため、お湯を汲み上げる専用となっていて入浴はできない。
天気がよければ、国後島を望みながらの入浴を堪能することができる。
脱衣所は設置していない。駐車場のトイレがあるのでそこで着替えするのがいいだろう。もちろんシャワーもない。
入浴料は無料だが、温泉の維持・管理等に経費がかかる為、「気持ちの箱」という募金箱的な物を設置しているので寸志を入れるのが望ましい。
ちなみに、濱沢さんのところではおいしい羅臼コンブを生産者直売として売っている。

泉質 ナトリウム塩化物泉
源泉温度泉 64℃、PH7.0、潮汐に伴い海水が流入するため、泉温は一定しない。
効能 神経痛・腰痛・慢性関節リューマチ・慢性皮膚病・坐骨神経痛など

Copyright (C) がんばれ北海道 All Rights Reserved.
inserted by FC2 system