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幌萌オンコ公園

住所 目梨郡羅臼町幌萌町

知床羅臼町観光協会

目梨の由来はアイヌ語の「メナシ」(東方または東隅)で、知床と北方領土を含む一帯を指していたようであり、松浦武四郎は「女那志」と記した。
羅臼の由来は、アイヌ語の「ラウシ」(低いところ・獣の骨のあるところ)からで、この一帯はアイヌの狩猟地であった。羅牛、良牛とも古文書にもみられる。
幌萌町は、カモエチイ、茶志別(チャシベツ)、幌無異(ホロムイ)、ケジトビラが字名改正により幌萌町となった。現在は川、橋、沢などにその名が残っている。アイヌ語で(大きい入江)湾の意味。
目梨郡羅臼町本町30番1(国道334号線国道335号線の起点)から国道335号線を標津町方向に約13.3kmほど、スノーシェルター手前の側道を左折して約260mほど。

この公園は、標高80mの羅臼峠があり雪よけのシェルターに入らず小さな看板のある側道に入った海岸の高台に位置する。
公園とはいうものの下草を刈る程度の自然公園で何もない。鹿や熊などの野生動物も出没する場所で、とても公園とは思えないような場所ではあるが、4.5haの園地に樹齢数百年〜千年というオンコ(イチイ)の 巨木が茂っている。ちなみに周辺からは先住民族の遺跡も多く見つかっている。
羅臼峠は、「知床旅情」で歌われた「君は出て行く 峠を越えて」の峠のことで、現在は廃道となった旧道の峠のことだ。
公園には、トイレも東屋もなく駐車場があるだけで、周囲は幌萌自然保護地区となっている。一帯がオンコの巨木だらけという極めて珍しい所だろう。焼尻島のオンコの荘も凄いがここのオンコも負けていないという。


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