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クジラの見える丘公園

住所 目梨郡羅臼町海岸町

知床羅臼町観光協会

目梨の由来はアイヌ語の「メナシ」(東方または東隅)で、知床と北方領土を含む一帯を指していたようであり、松浦武四郎は「女那志」と記した。
羅臼の由来は、アイヌ語の「ラウシ」(低いところ・獣の骨のあるところ)からで、この一帯はアイヌの狩猟地であった。羅牛、良牛とも古文書にもみられる。
海岸町とは、トビニタイ(イタヤの木の群生している所)で、字名改正により海岸町と称した。松浦武四郎が著した知床日誌(1858(安政5)年4月27日〜5月8日(旧暦)に根室を出発して、知床半島をまわり、斜里まで旅した行路を記したもので、地名や山、川などの名前と由来が詳しく書かれ、当時のアイヌ人がどんな生活をしていたかをかいま見ることのできる記述もある)にはトヘニウスなる川の名が見える。
目梨郡羅臼町本町30番1(国道334号線国道335号線の起点)から道道87号知床公園羅臼線を相泊方向に3.5kmほど進んだ左手に側道があり「ざいもく岩トンネル」の上の羅臼灯台に駐車場がある。

展望台まで1車線の舗装路があるが冬期間除雪されていない。徒歩で通行可能なので、スノーシューなどでいく事ができる。ちなみに冬期は急坂の為、車であがることができない。
2010(平成22)年12月には、解説版を設置し、国後島の地形や、鯨類・鳥類の識別の仕方や目安となるサインなどの案内があり、羅臼を代表する観光地の一つである。
名前の通り、根室海峡を泳ぐクジラやシャチのなどが見えることもあるらしく、標高80mのじっくり観察できる展望デッキでは本格的に観察している人もいた。
双眼鏡を是非持っていって欲しい、もちろんいつでもクジラを見る事ができるというわけではないが、クジラの噴気だけでなく尾も見れることがある。眼下には定置網や25km先には北方領土も見える。
根室海峡は、特殊な地形のため丘の上からクジラを観察できるのは日本でもここしかない珍しいポイントなのだ。


2014(平成26)年8月にリベンジして、やっと国後島を眺めることに成功!


駐車場そばには、羅臼灯台がある。灯台までの急坂路は舗装され、灯台周囲は災害時の避難場所も兼ねている。
1971(昭和46)年、11月塗色紅白横線塗、光度90万カンデラ、光達距離24海里、新設される。(1月20日から3月19日まで休灯している)
1993(平成5)年、3月通年点灯となる。
2002(平成14)年、4月塗色を白地に赤横帯二本塗へ、灯質を単閃白光、光度を実効光度43万カンデラへ、光達距離を23海里へ変更する。
2007(平成19)年、12月光度を実効光度14万カンデラへ、光達距離20.5海里へ変更する。


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