羅臼国後展望塔住所 目梨郡羅臼町礼文町32-1TEL 0153-87-4560 開館時間 4月〜10月は9時〜17時、11月〜1月は10時〜15時、2月〜3月は9時〜16時 休館日 5月〜10月は休館日無し、11月〜4月は毎週月曜日で、月曜日が祝日だったら翌日の火曜日が定休日。年末年始(12月31日〜1月5日) 入館料 無料 知床羅臼町観光協会 目梨の由来はアイヌ語の「メナシ」(東方または東隅)で、知床と北方領土を含む一帯を指していたようであり、松浦武四郎は「女那志」と記した。 羅臼の由来は、アイヌ語の「ラウシ」(低いところ・獣の骨のあるところ)からで、この一帯はアイヌの狩猟地であった。羅牛、良牛とも古文書にもみられる。 礼文町の由来は、「ポンヌイ」(小さな入り江)礼文町の一部。礼文知(レブンシラズ)が字名改正により礼文町となった。「レブンシララ」(沖に波かぶりの岩あるところ)。江戸時代から明治時代の地図には「ホロムイ」とあり、松浦武四郎が著した知床日誌(1858(安政5)年4月27日〜5月8日(旧暦)に根室を出発して、知床半島をまわり、斜里まで旅した行路を記したもので、地名や山、川などの名前と由来が詳しく書かれ、当時のアイヌ人がどんな生活をしていたかをかいま見ることのできる記述もある)でも「ホロムイ」とある。礼文町全体が大きな入り江になっているが、今は使われていない地名である。 道の駅 知床・らうすから国道335号線を標津町方向に約110mほどの側道を右折して約170mほど直進し、右斜めに山方向へ向う道路を進み約1.5kmほどで駐車場がある。 羅臼市街地に近い「望郷の森」に位置し、眼下に羅臼の街並みや根室海峡、北方領土である国後島を一望することができる景勝地のひとつ。 展望塔は海抜167mの高台にあり、館内では、北方領土に関する資料の展示や、約17分程の北方領土に関する映像上映も行っている。周囲の森林も散策できるよう遊歩道が整備されているので時間があるなら散策するのもいいだろう。 1965(昭和40)年に町は、「望郷展望台」を整備したが、老朽化のため2000(平成12)年に国後展望塔を建設、3月に開館した。 日の出の名所でもあり「羅臼八景」のひとつで、屋上から見る国後島からのぼる日の出は絶景だという。ちなみに屋上展望台は定休日でも自由に見ることが出来る。 冬には流氷を見ることができ、まるで国後島まで歩いていけるのではないかと思えるような雰囲気が漂うほどだ。斜里町ウトロ側には夕陽台という夕陽の名所なら、半島の反対側に位置する羅臼は朝日の名所と言っても過言ではないだろう。 望郷台道路建設記念碑が道路わきにあるが詳細は不明である。 望郷の森には羅臼町立林間広場キャンプ場がある。 1965(昭和40)年に整備され、1967(昭和42)年9月には「羅臼町立自然公園」に指定され、その後園地を55.7haに拡大し、1974(昭和49)年には林間広場、1976(昭和51)年にはキャンプ場が整備された。 静かにキャンプがしたい人におすすめ。小高い山の中腹にあり、テントサイトは林間の斜面に作られ、テントを張る場所も限られているので、落ち着いたキャンプが楽しめる。 炊事場やトイレ、遊具が設置されており子供連れでも楽しめる。料金は一日2回巡回している管理人に支払えばいいのでテントは張ってしまって問題ない。 開設期間 6月1日〜10月31日 料金 300円(小学生以上が対象) 羅臼八景とは、羅臼町においてよく知られる8ヶ所の景勝地で、羅臼岳、知床横断道路(一般国道334号駐車帯)、羅臼湖、マッカウス洞窟のヒカリゴケ、しおかぜ公園、望郷台(国後展望塔屋上)、熊越の滝、峯浜パーキングとなっている。 |