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道の駅 足寄湖

住所 足寄郡足寄町中矢673番地の4
TEL 0156-25-7002
開館時間 24時間
休館日 無休

NPO法人 あしょろ観光協会

足寄の由来は、アイヌ語の「エソロペッ」(下る・川)と「アショロ」(湾・大原)諸説あり、足寄川流域をアシヨロ・アシヨロベツと称していた。
中矢の由来は、戦後に当地に入植した陸軍通信隊の隊長中山少佐と、副隊長矢本大尉の頭文字をとって名づけられた。
国道241号国道242号の交差点から帯広方向へ約8.9kmほど右手。

足寄郡足寄町にある道の駅で、メイン施設はエーデルケーゼ館。開駅は1993(平成5)年4月である。しかし現在は、無人の道の駅となっており道の駅として最低限の機能しかないので注意してほしい。


以前は、売店エーデルケーゼがありこの工場で製造されたチーズなどを、売店で購入したり喫茶店で味わうことができたが現在は閉鎖されているようだ。
道の駅2階からは、足寄湖が見渡せる絶景スポットでもある。ふれあい公園や、1.6haの広大な自然芝のドッグランがある。
写真は以前のもので現在とは景観が違うと思われる。

足寄湖とは、活込ダムでできた人造湖で水力発電のために作られた。1955(昭和30)年竣工した重力式コンクリートダムである。
ニジマス・アメマス・冬には氷上でワカサギ釣りが楽しめる。
放水口近くでの釣りは危険なため、現在禁止されているので注意して欲しい。秋は紅葉が美しく、道の駅足寄湖からの眺めは絶景である。
このダムの水は、糠平発電所・元小屋ダム・美里別川にある芽登第一発電所に送られ、さらにその水は芽登第二発電所・活込ダム・利別川の足寄発電所・そして最後は本別発電所へ送られている。糠平の水は、川をまたぎ5つの発電所で電気を起こしているのである。

中矢は、1956(昭和31)年〜1982(昭和57)年の足寄町の行政字名だった。廃止後は中矢と芽登となった。元は足寄町上利別の一部だった。当時は旧軍馬補充部用地の一部で、1945(昭和20)年の集団入植で開拓された。
この旧軍馬補充部用地は、1907(明治40)年に陸軍牧場となり、1910(明治43)年には軍馬補充部釧路市部足寄出張所となり、1925(大正14)年十勝支部となる(事務所は本別村仙美里に設置)。この用地は第二次世界大戦後の最大入植地となった。足寄市街地西側〜美里別川間、南は本別町の境界、北は上利別(下斗伏)と17000haにも及んだ。光度は00〜500mと傾斜地が多い。復員軍人が多く入植している。
1946(昭和21)年11月〜翌年にかけて山形庄内開拓団が、茂喜登牛・上利別・白糸に入植する。同時期には山形県南村山郡柏倉門伝村(現・山形県山形市門伝付近)から旧満州開拓団引揚者によって組織された柏倉門伝開拓団・旧満州開拓団引揚者・復員軍人が加わった長野開拓団が茂喜登牛に入植している。他にも東京からの緊急疎開者、樺太からの引揚者、復員軍人が稲牛に入植する。海外引揚者が芽登に入植する。旧軍馬補充部用地への戦後開拓者の入植戸数は534戸、開拓面積は1959(昭和34)年時点で7200ha程であるものの、立地条件の悪さから離農者が増加する。
現在は酪農家が主となっている。
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