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道の駅 かみゆうべつ温泉チューリップの湯

住所 紋別郡湧別町中湧別中町3020-1
TEL 01586-4-1126
営業時間 10時〜22時(道の駅・温泉共に)・レストラン 11時〜21時(Lo20時30分)・軽食コーナー 10時〜21時
休館日 基本年中無休(臨時で休館もあり)

湧別町

紋別の由来は、市内中央部を流れる藻鼈川(もべつかわ)を指すアイヌ語の「モン・ペット」(静かである・川)からきている。「オホーツク紋別」または「北見紋別」と呼んで区別することが多い。これは、日高支庁の旧門別町(現・日高町)と読みが同じだったためである。
湧別町の由来は、アイヌ語の「ユペ」(鮫の意)と言われているが湧別川にはチョウザメが居たという話は無く、「イペオチ」(魚の豊富な川)から転訛したか、もしくは、「ユーペツ」(温の川)に由来するとされる。
中湧別の由来は、湧別川の中流に位置していたため「中」を冠した。
国道242号線の中湧別中町の交差点(看板あり)図書館方向に約150mの交差点を右折し約130m左手。

「道の駅」であり、日帰り天然温泉入浴温泉でもある。開駅は、1993(平成5)年4月である。 食事処「ちゅーりっぷ」と売店が併設されている。
レストランは、地産地消をモットーとし、地元の海でとれる新鮮な食材を使ったメニューが特徴。湧別のブランド牛「湧秀牛ステーキ」が旨いとのこと。人気はハンバーグ定食・ジンギスカン定食・知床鶏ステーキ・ホタテフライ定食など。
売店は、チューリップを原料にした菓子類や地元で生産した特産品があり、アイスクリーム、チューリップまんじゅう、温泉水ラーメン、アスパラ缶詰など地元で作られた品が並ぶ。

道の駅の近くには、漫画美術館・図書館などを備えた文化センターや鉄道資料館がある。鉄道資料館は入場無料で、廃止されたJR名寄本線湧網線の旧中湧別駅が再現されている。跨線橋や排雪モーターカー・4両の車両の他に資料館がある(見学希望者は文化センターへ連絡を)。
開館期間 4月1日〜11月30日
休館日 なし(休館 12月1〜翌3月31日)
料金 無料

温泉は、2002(平成14)年にオープン。大きな窓があり開放感は満点。男女日替わりで、洋風(石材壁)と和風(ヒノキ壁)の浴室が楽しめる。ジャグジーバス、寝湯、打たせ湯、露天風呂、サウナ、他にも家族風呂がある。広い休憩室では軽食や飲み物もある。
営業時間 10時〜22時(受付終了21時30分)
入浴料金 大人(中学生以上)500円、小学生300円。フェイス・バスタオルは100円。家族風呂は事前予約が必要。
泉質 ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度は39℃・PH7.8
効能 神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、慢性皮膚病、疲労回復、健康増進、冷え性、きりきず、やけどなど

湧別町は、1882(明治15)年春に当時網走郡役所に勤めていた半沢真吉氏が農業を目的として入植した。アイヌを雇い開墾し、大麻、大麦などを栽培し好成績を上げた。これが湧別の開基となっている。しかし10月には半沢氏の志も半ばで紋別戸長に就任となり去ってしまうが農業に対する熱い情熱は変わらなかったようである。湧別原野の有利性をこう語っている「当時中農事ニ着目スルハ湧別村ヲ除キテハ他ニコレアルヲ見ズ、今ヤ無智ノ土人ト雖モ産業覇束ノ不利ナルヲ看破スルカ如ク」開拓にアイヌの就農策を採択するべきと強調している。
半沢氏の転出後に、長沢久助、徳弘正輝が入植する。1883(明治16)年には和田麟吉が入植し、穀類を耕作し良好な成績を上げた。1884(明治17)年この地の開墾は鍬では厳しいこともあり、長沢・徳弘両氏は、根室県庁に赴き、開墾資金を500円、牛馬2〜3頭、ブラウ、ハローなどの農機具の貸付を請願するも当時はこの辺りで収穫物の販路も無いということもあり認められなかった。和田氏は駅逓業(湧別駅逓所)も始めているが自給耕作は続けていたようである。1891(明治24)年には植民区画測設が行われる。1896(明治29)年には50戸の湧別市街を形成する。1897(明治30)年6月湧別尋常小学校開設する。7月湧別戸長役場を開設する。1906(明治39)年4月二級町村制施行。
 1914(大正3)年この年の人口は157戸、789人。1916(大正5)年11月鉄道院湧別軽便線(後の湧別線)社名淵駅(さなふちえき(後・開盛駅))〜湧別駅間延伸開通に伴い下湧別駅として開業する。これにより発展が著しくなる。1922(大正11)年9月線路名を湧別線に改称する。

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