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温根湯つつじ公園

住所 北見市留辺蘂町温根湯温泉つつじ公園

北見観光協会

北見市の由来は、松浦武四郎が命名した国名「北見国」からで、「北見」の由来は、この地方域の昔の通称が「北海岸」と呼ばれ、快晴の日に樺太が「見」える事から、一字ずつとったもの。
留辺蘂の由来は、アイヌ語の「ルペシペ」道・それに沿って下る・もの(川)が由来。2006(平成18)年3月5日に北見市、常呂町、留辺蘂町と新設合併し北見市となった。
温根湯の由来は、アイヌ語の「オンネ・ユ」(大きな・お湯)。
国道39号線から無加川方向に約350mほどの温根湯温泉街から、無加川に沿って東へ進むと公園がある。途中には北見電気(株) 武華発電所跡の碑もある。


公園内にはパークゴルフ場・キャンプ場などもあるが、ここの丘陵斜面には7万株、28万本もの「エゾムラサキツツジ」の群落がある。
4月末、5月上旬〜中旬にかけて山肌一面が赤紫色に変わりピンクがかった紫色の花がとても綺麗で、遊歩道にはつつじの花のトンネルができあがる。
5月上旬には「つつじまつり」も開催され大勢の観光客で賑わい、あわせて夜間ライトアップも実施される。
エゾムラサキツツジ群落は、1899(明治32)年の入植の頃には、すでに生育しており、そのまま自然繁殖し、現在のような群落になったそうだ。
1957(昭和32)年には、2.52haが、北海道天然記念物に指定された。



案内板
北海道天然記念物
温根湯エゾムラサキツツジ群落
所在地 常呂郡留辺蘂町字花丘82番地3
指定年月日 昭和32年1月29日
指定規模 2.52ヘクタール

指定理由
昭和31年、北海道大学館脇操教授の指導のもとに、同大学農学部植物学教室の
梅沢彰氏を中心として調査が行われ、その規模は、わが国としては珍しいほどの
広い面積を占めるエゾムラサキツツジの純群落であることがわかり、昭和32年
北海道天然記念物に指定された。
説明事項
このツツジ群落は無加川沿いの丘陵斜面岩礫地に幅60m、延長400mの間に
面積2.52ヘクタールにわたって群生している。ツツジの高さは平均1〜2.5m
直径7〜8cm、花の色は紅紫で開花初期は5月初旬、最盛期は5月10日前後
終期は5月中旬過ぎである。明治32年和人の入植の際、既に生息していたが、
それ以後今日まで自然繁殖し、純群落をなしたものとみなされる。
注意事項
このツツジを保護するため、昭和54年より開花期間以外の一般の入林を禁止
しましたので、ご協力を願います。なお敷地内の火気は厳禁とします。

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