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濤沸湖水鳥・湿地センター

住所 網走市字北浜203番3地先
TEL 0152-46-2400
開館時間 9時〜17時
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月31日〜1月5日)
入館料 無料

濤沸湖水鳥・湿地センター

一般社団法人 網走市観光協会

網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。
北浜の由来は、北見国の浜にあることによるもの。
濤沸湖の由来は、アイヌ語の「トー・プッ」(湖・口)、チカンプトウ(鳥がいつもいる湖)。
一帯は網走国定公園にも指定され、2005(平成17)年11月8日に、第9回ラムサール条約締結国会議で濤沸湖がラムサール登録湿地に正式決定。
国道244号線から道道767号明生北浜線に入り約300mほど。

網走市北浜の濤沸湖が海に流れ出る河口そばに濤沸湖白鳥公園があり、この白鳥公園に隣接した施設が濤沸湖水鳥・湿地センターだ。
センターは、ラムサール条約の理念「ワイズユース(賢明な利用)」に基づいて造られ、人と自然を繋ぎ環境学習や保全・再生活動の拠点として2012(平成24)年5月23日オープンした。
館内には、さまざまなスペースが設けられていて、アイヌの人々と濤沸湖、濤沸湖周辺の自然、歴史、文化、利用に関する展示や映像、湿地の重要性や自然を楽しむための情報が満載。


館内の資料展示室では、網走市郷土博物館友の会顧問で、濤沸資料館館長でもある、山田訓ニ氏が収集した標本約2万点のうち、約100点ほど公開されている。

レクチャー室では、濤沸湖を空から見た景色や周辺に生息する生物の生態などを放映している。
資料展示室では、湿地周辺に関する資料や昆虫、野鳥など114点にも及ぶ標本が展示され、湖が見える開放的なスペースの窓際には無料のフィールドスコープが並んでいて、ガラス越しに野鳥などを探すこともでき、冬でも暖かい室内からバードウオッチングを楽しめる。
また施設内は環境負荷の低減を図るため、ヒートポンプシステムを利用した空調管理や、ソーラーパネルでの発電など、自然エネルギーを活用した施設運営にも取り組んでいる。


敷地内には併設された濤沸湖白鳥公園野鳥観察舎があり、以前は白鳥の餌が販売され、これを目当ての白鳥や鴨が集まっていたが、鳥インフルエンザを危惧する観点などから餌付けが禁止された。
営業日は10月中旬〜翌年5月中旬(秋〜春のみ)
営業時間 9時〜17時くらい(日没まで)


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