オホーツク流氷館住所 網走市天都山245番地1TEL 0152-43-5951 開館時間 5月〜10月は、8時30分〜18時(最終入館は17時30分まで) 11月〜4月は、9時〜16時30分(最終入館は16時まで) 年末年始 12月28日〜1月5日は、10時〜15時(最終入館は14:30まで) 定休日 なし 入館料 大人750円、高校生640円、小・中学生540円 オホーツク流氷館 一般社団法人 網走市観光協会 網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。 天都山の由来は、1925(大正14)年当時の第12代北海道網走支庁長「渡辺勘一」氏が、天都山から見渡す知床連山やオホーツク海、湖沼群などを見て「天ノ都ニイル心地ガスル」と残し「天都山」となった。 国道39号線と国道238号線の分岐である大曲1の交差点から約4.1km。大曲1の交差点から国道39号線を女満別方向に約900m、看板があるので斜め左に入り踏切を渡って道なりに約3.1kmほど進むと左手にある。 道道683号大観山公園線からは、山下通りに看板があるのでそこから約3.4km進み右折して約400mほど。市中心部からは車で約10〜15分程度である。 網走国定公園に属し、網走市市街地の南西にある標高207mの山で、1938(昭和13)年12月国の名勝に指定された。 山頂には、オホーツク流氷館があり流氷とオホーツク海をテーマとする網走市立の科学館と天都山展望台が併設されている。現在の建物は、2015(平成27)年8月1日にリニューアルオープンした。 館内は、流氷とオホーツク海の生き物をテーマとした美術館としての観光施設である。B1Fでは、実物のオホーツク海の流氷を展示する-15度の「流氷体感テラス」などもあり、本物の流氷を100tも展示し、「しばれ実験」も実施している。 道内最大級の常設プロジェクションマッピングでは、流氷をコンセプトにした映像が立体的な壁面に投影され、光と音の演出で幻想的な世界を演出。他にも「流氷幻想シアター」では、300インチのスクリーンを正面に左右上下に展開する5面シアターで見る、臨場感溢れる流氷の映像は迫力満点。他にも流氷の下で生きる生き物、自然の素晴らしい映像も盛り沢山。 他にも、流氷の海に生息するクリオネやフウセンウオを水槽で常時飼育展示されている。 2Fにはレストランもある。 屋上は、「風を感じる展望ルーフギャラリー」となっており、360度のパノラマは圧巻である。四季を通じて雄大な景観を楽しむ事ができ、天気が良ければオホーツク海、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、知床連山、網走湖に映る夕日などを見ることが出来る。ちなみに展望台は無料である。 オホーツク流氷館、展望台に隣接して、北海道立北方民族博物館、レークビュースキー場、フラワーガーデン「はな・てんと」、天都山桜公園、山腹の網走湖側には博物館網走監獄があり、天都山一帯が網走市の主要観光地となっているのである。 天都山公園には、約1000本のエゾヤマザクラがあり、5月上旬には綺麗な花を咲かせ花見見物で賑わう。 以前の天都山展望台は、1979(昭和54)年に網走市が整備し、その後1985(昭和60)年にオホーツク流氷館が増築されたが、建物のリニューアルのため2015(平成27)年9月頃から解体撤去された。 当時は、年間を通して流氷を体験できる施設として全国的に知られ、ピーク時の1991(平成3)年度は約38万人の来場者を数えた。 その一方、施設整備から天都山展望台、オホーツク流氷館も施設の老朽化が進み、バリアフリー化への配慮がなされていないこともあり、建て替えに向けた検討が始められ現在はリニューアルされバリアフリー化した建物となっている。 |