ひがしもこと乳酪館住所 網走郡大空町東藻琴409-1TEL 0152-66-3953 開館時間 9時〜17時30分 体験時間 9時30分〜16時 休館日 5月〜10月は月曜日。11月〜4月は月曜日・火曜日 入館料 無料 駐車場 有り オホーツク大空町観光協会 網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。 大空町の由来は、澄んだ大空、実り豊かな大地のもとで、住民が夢や希望を持ち暮らしていくこととして命名され、2006(平成18)年3月31日、女満別町と東藻琴村が合併して誕生した。 東藻琴の由来は、アイヌ語の「モムト」(眠っている沼)、「モコト」(小さな沼)より転訛した。 国道334号線沿いにある道の駅 ノンキーランドひがしもことから美幌方向に約550mの交差点(乳酪館の看板有)を左折し、約280mの交差点(温泉の看板有)を左折し、約120mほど右手。 村営の東藻琴活性化施設である「ひがしもこと乳酪館」は、地域で生産される乳を活用して乳製品の開発・製造、製造体験、見学、販売など、都市と農村の交流を行う施設として1996(平成8)年10月にオープンした。 始まりは「村の素材を最大限に活用し、産業を活性化しよう」これが東藻琴のチーズ・ハム・ソーセージなどを作る原点となっている。そしてそれらを加工・製造する技術は東藻琴村高等学校から始まったのである。 チーズ造りは1979(昭和54)年から始まり、1980(昭和55)年には中古機械を譲り受け、村営住宅の空家を改造し乳製品製造業の許可を受け、6月から本格的な研究を進め、12月には試作が完成した。 ハムやソーセージ作りは高校で確立した技術を東藻琴村産業振興公社が受け継ぎ、製造〜販売まで行っている。 敷地内には、乳製品加工研究所があり、1982(昭和57)年11月に事業を開始した。 館内は、チーズの歴史を知るミニ学習室では、機械が導入されていない昔ながらのチーズづくりを再現したジオラマ模型の展示、東藻琴におけるチーズづくりの歴史などを紹介。 映像室では、50インチの大型スクリーンで見る。東藻琴の豊かな大地・チーズの原料となるミルクを出す乳牛、その乳牛を育てる人たちをコンセプトに、チーズのふるさとを訪ねるを見ることが出来る。 他にも、アイスクリームづくりやバターづくりができる体験交流室、製造したものを販売・試食できるコーナーがあり、チーズに関するさまざまなことを学べるようになっている。 おみやげもここで買うことが出来る。 チーズをはじめ、東藻琴の特産品を販売している。乳酪館オリジナルソフトクリームも人気だ。 ソフトクリームは、ミルク感濃厚でコクのあるまろやかな口あたりだ。5月〜10月までの販売とのこと。 他にもカマンベールチーズソフトもある。小高い丘の上に立つ乳酪館には休憩スペースがあり、大きなガラス窓から見えるパノラマを楽しみながらソフトを食べるのは贅沢な一時だろう。 |