モヨロ貝塚館住所 網走市北1条東2丁目TEL 0152-43-2608 開館時間 9時〜17時 11〜4月は16時まで 休館日 7〜9月は無休 10〜6月は月曜・祝日、年末年始 入館料 大人300円 高校生・大学生200円 小学・中学生100円 一般社団法人 網走市観光協会 網走市立郷土博物館分館「モヨロ貝塚館」 網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。 モヨロの由来は、アイヌ語の「モイ・オロ」(湾の内側の意)。 国道39号線沿いにモヨロ貝塚の看板がありそこから側道に約300mほど。 モヨロ貝塚は、網走市北1条東から北3条東にかけてあるオホーツク文化の代表的な遺跡で、網走川河口左岸、オホーツク海のそばに位置し、国の史跡に指定されている名称は最寄貝塚。 モヨロ貝塚館を中心にした公園として整備され、2014(平成26)年には公園の整備も終える予定だそうだ。 公園内には墓域や竪穴住居跡があり、間近に見学することができる。 網走市立郷土博物館の分館として「モヨロ貝塚館」が、1965(昭和40)年に建てられたが、改築のため2011(平成23)年閉館。2013(平成25)年5月1日「モヨロ貝塚」の発見から100年の記念すべき年にリニューアルオープン。 館内では、発掘調査から明らかになった暮らしを、「住居」「墓」「貝塚」のテーマごとに展示・紹介している。 B1階 貝塚展復元展示室では、貝塚の復元された展示物とモヨロ貝塚の発見と調査の歩みと米村喜男衛氏のことも詳しく見ることが出来る。 1階 貝塚展示室では、モヨロ貝塚とオホーツク文化の時代、遺跡の立地など映像とともに紹介する映像コーナーがあり、ここから2階へと進む。 2階 貝塚展示室では、暮らしの道具、復元住居の展示、モヨロ人の埋葬、貝塚の中の骨などテーマ別に展示されている。 順路は1階に進むと墓域展示室があり、モヨロの人びとの墓地を保存、展示している。 この墓域は、平成の発掘調査で新たに見つかったもので、墓は長さ120〜140cm、幅602〜70cm、深さは40cmほどの土壙墓で、北西方向を向いている。 この他にも遺物は、網走市立郷土博物館と北海道立北方民族博物館に展示されている。 ちなみにモヨロ貝塚のそばには、金田一京助歌碑もある。 国道39号線とは、旭川市から網走市へ至る一般国道で、総距離は224.4km。 大きな地図で見る |