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北海道立北方民族博物館

住所 網走市字潮見309-1
TEL 0152-45-3888
開館時間 9時30分〜16時30分
休館日 月曜(祝日の場合は翌日、臨時休館あり)7〜9月は無休
入館料 一般450円、高校生・大学生 150円、小中学生・65歳以上無料
北海道立北方民族博物館

一般社団法人 網走市観光協会

網走の由来は、アイヌ語の「チパ・シリ」(祭壇のある島)と呼ばれていたものが古語のため難解になり、「ア・パ・シリ」(我らの見つけた地)または「アパ・シリ」(入り口の地)となったとされる。
国道39号線国道238号線の分岐である大曲1の交差点から約4.9km。大曲1の交差点から国道39号線を女満別方向に約900m、看板があるので斜め左に入り踏切を渡って道なりに約3.1kmほど進む、左折して道道683号大観山公園線に右折して入り200mほど。
道道683号大観山公園線からは、山下通りに看板があるのでそこから約3.6kmほど。市中心部からは車で約10〜15分程度である。

網走国定公園に属し、網走市市街地の南西にある標高207メートルの天都山は、1938(昭和13)年12月国の名勝に指定された。
天都山の由来は、1925(大正14)年当時の第12代北海道網走支庁長「渡辺勘一」氏が、天都山から見渡す知床連山やオホーツク海、湖沼群などを見て「天ノ都ニイル心地ガスル」と残し「天都山」となった。
1991(平成3)年に網走市の天都山頂上近くに開館した北海道立北方民族博物館は、世界の北方民族に関する資料約900点を公開している。

東はグリーンランドのイヌイト(エスキモー)や、西はスカンディナビアのサミ(ラップ)まで、北方圏民族やオホーツク文化の展示がメインの博物館。
北海道ではアイヌの歴史に触れることは多いが、広く北方の諸民族を対象とし、衣・食・住・生業・精神文化・文化の伝承などのテーマ別に構成された博物館は珍しい。
北方圏民族とは、オホーツク海・北極海周辺の、北海道、ロシア沿海州、アラスカ、シベリア、北欧等の地域に住む民族で、これらの地域と民族の文化と歴史の研究や理解促進を目的とし、狩猟のようすや民俗楽器の演奏などの貴重な映像が見ごたえあり。
ロビーでは、1971(昭和46)年にシベリア東部で発掘された約3万年前の復元マンモスが展示されている。体長約5m、体高約3mほぼ実物大の模型は迫力満点だ!
ここでは常設展示のほか特別展示も定期的に開催されているのでHPで確認して欲しい。
常設展示
北のクロスロードでは、各地の衣装が展示されている。
毛皮など様々な素材を利用し暖かい衣類を作り、北方の寒さから身を守った。また衣類の色、形、紋様などからも豊かな精神世界をうかがい知ることができるだろう。


北方民族の住居では、イヌイトの竪穴住居を復元している。


海の狩人・オホーツク文化の人びとでは、6〜13世紀にかけて北海道やオホーツク海沿岸で海獣狩猟や漁撈を生業としたオホーツク文化が栄えていた。
代表的な遺跡でもあるモヨロ貝塚出土資料や様々な遺物を展示している。


環境と調和した北のくらしでは、狩猟、漁撈、採集、飼育など道具や舟などの展示、狩猟の動画なども放映されている。
あわせて北方の音と儀礼・芸能・シャマンの様子・狩猟儀礼・クマ送り・トーテムポール ハウスポスト(家柱)など精神世界にも触れられることができ、一部映像などでも見ることが出来る。



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