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春国岱

住所 根室市春国岱

春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター

根室市観光協会

根室の由来は、語源は早くに忘れ去られ不明であるが諸説ある。江戸時代の記録には「子モロ」「根諸」などと記され、根室市では「根室国」を命名した松浦武四郎による「知床日誌」では、アイヌ語の「ニ・ムイ」(木・湾の意)を由来とし、この説を採用している。他にも「ニイモヲロ」(静かで樹木のあるの意)・「ニノヲロ」(ウニがあるの意)・「ニムオロ」(樹木繁茂する所の意)・「ネムロコタン」(池のある集落)・「メム・オロ・ペッ」(湧壺・そこにある・川の意)などとある。
春国岱の由来は、アイヌ語の「シュンク・ニタイ」(蝦夷松・林)に由来する。
根室市の玄関となる国道44号沿い、日本最東端の道の駅 スワン44ねむろから根室方向へ約3.6km(春国岱の看板有)左手の側道を海方向へ下り約500mほど。春国岱橋は狭いので交差は出来ない。

2005(平成17)年11月にラムサール条約に登録された「風蓮湖」に隣接する。春国岱の入口には、自然観察や保護の拠点となる春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターもあるので時間があるなら是非立ち寄ってもらいたい。
自然観察路が整備されており、春国岱駐車場からスタートする、ヒバリコース(約1.2km・徒歩約25分でキタキツネコースとの分岐まで木道、その先は砂丘を歩く)、ハマナスコース(片道1.4km・徒歩約30分でヒバリコースから直進した先にあるコース)、ヒバリコースの途中から木橋を渡り、湿原と草原を歩くキタキツネコース(片道0.8km・徒歩約20分程度)、キタキツネコースから分かれて森林のまぎわまで木道を歩くアカエゾマツコース(片道0.5km・徒歩約15分程度)のコースがあるので、時間と体力に応じて散策するのをお勧めしたい。他にもネイチャーセンターに隣接する自然学習林内を周回する小鳥の小道(一周1.4km・徒歩約40分程度)もある。


沿岸はアカエゾマツの森林に覆われており、砂州である春国岱(しゅんくにたい)は日本唯一のアカエゾマツ林で覆われ、約300種の野鳥を観ることができる野鳥の楽園で、国内で最大級のハマナスの群落がある。野付風蓮道立自然公園に指定される。
春国岱は第一砂丘、第二砂丘、第三砂丘の3つの砂州からなり、長さは約8km、最大幅約1.3km、面積は約6000haにもなる。
第一砂丘は約1000〜1500年前に形成されたもので国内最大級のハマナスの大群落があり、第二砂丘にはアカエゾマツの純林、第三砂丘は約3000年前に形成されたようで巨木が生い茂る。
ハクチョウの飛来地としても有名で、10月頃にはオオハクチョウが飛来する。他にもタンチョウ・オオワシ・オジロワシなども見られ、渡り鳥が多数訪れることで知られ、運が良ければ子育てするタンチョウを見ることもできるそうだ。ちなみに風蓮湖では餌付けはしていない。

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