ラワンブキ圃場住所 足寄郡足寄町上螺湾NPO法人 あしょろ観光協会 国道241号を足寄から阿寒湖方面に走り、道道664号モアショロ原野螺湾足寄停車場線に入る。 道道664号から約13km進むと、人里離れた所に圃場の看板が現れる。 2001(平成13)年10月22日、第1回選定北海道遺産に認定された。 さらに、この道を突き進むと神秘の湖オンネトーに辿り着く。 ここは食品メーカーの所有地で、普段目にするフキとは明らかに大きさが違う、ちなみにこのあたりのフキは一切採取出来ないので注意して欲しい。 ラワンブキの見頃は6月中旬〜7月中旬くらいまで。 昔は、高いものは4mにも達したが、今では2〜3mほどで茎の直径が10cmに達する。 周囲一帯全てが観賞できるわけではなく、一部に限られているのでマナーを守って観賞してほしい。 ラワンブキ(螺湾蕗)とは、アキタブキの一種で、キク科フキ属の多年草でエゾブキとも呼ばれる。 螺湾川(らわんがわ)に沿って自生するフキは特に大きく、生育条件は水分が豊富で土壌が砂質であることだが、他の地区ではここまで大きなフキは見られない。 収穫時期は6月中旬である。 ラワンのフキは、太く繊維分が多いが、実際はやわらかく風味豊かな野菜で、煮物などに用いられている。 普通のフキよりもカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で、足寄町ではラワンブキを使用した料理、加工物を特産品として販売している。 ラワンぶきは、JAあしょろの登録商標であり、ラワンブキのブランド維持のため、種苗の持ち出し、フキの刈り取りは禁止されている。 圃場(ほじょう)とは、作物を栽培する田畑のこと。 北海道遺産(ほっかいどういさん)とは、北海道に関係する自然・文化・産業などの中から、次世代へ継承したいものとして北海道遺産構想推進協議会が選定した有形無形の財産群である。 大きな地図で見る |