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走古丹原生花園

住所 野付郡別海町走古丹

別海町観光協会

野付の由来は、アイヌ語の「ノッケウ」(あご)から。昔ここへ大きな鯨が流れ寄り、その下顎がこの埼(さき)になったという説と砂嘴の形状から名づけられたという説がある。
別海町の由来は、アイヌ語の「ベッ・カイェ」(川の折れ曲がっているところ)から。元禄年間には「べけるる」、安政年間には、「ヘッカイ」と呼ばれ、1872(明治5)年に別海となった。
走古丹の由来は、アイヌ語のアシリコタン(新い村)に由来し、かつて根室のアイヌ酋長チンペイが勢力を持っていた頃、別海のアイヌを当地に移したことに由来するようである。もともとは「走古潭」だったが、別海町に合併され「走古丹」という字に変えたようだ。
国道244号線を本別海市街地から根室方向に約850mほど左折、道道475号風蓮湖公園線を約4kmほど。

細長い砂州を風蓮湖方向へ道道475号線を進むと道の両側に走古丹原生花園が広がり、様々な野草を見ることができる。
この原生花園はハマナスが多く咲くこともあり、通称ハマナスロードとも呼ばれ、砂州を挟む一方は汽水湖である風蓮湖、もう一方は海である。
ハマナスの他にも7月にはノハナショウブ、ヒオウギアヤメの群生が咲き誇る。
ここは別海十景にも選ばれ四季に応じた花の移り変わりがすばらしい場所ではあるが、花の咲く時期を外すとただの原野にしか見えない。(私が行ったときは8月2日でしたがエゾカワラナデシコが咲きヒオウギアヤメもまだ綺麗に咲いていた)
走古丹原生花園は観光地化されておらず、標識が立っているだけで駐車場などは無く道道から眺めるだけとなる。写真を撮る際は注意して欲しい。
鹿などの出没も多く、私が訪問した際も道路を横切ったり草を食む姿を沢山みることが出来た。走行には十分の注意が必要である。




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