知床ファンタジア住所 斜里郡斜里町ウトロ東(ウトロ地区公設駐車場)2月上旬〜3月中旬まで 入場料 小学生以上500円で、道の駅 うとろ・シリエトクや会場そばの道東観光開発(株)知床観光船おーろらの施設が券売所となっている。 駐車場 100台ほど(無料) NPO法人 知床斜里町観光協会 斜里の由来はアイヌ語の「サル」、「シャル」(アシの生えているところ)より転訛したもの。 ウトロの由来は、漢字表記は「宇登呂」、アイヌ語の「ウトゥルチクシ」(その間を我々が通行する所)という意味である。 知床ファンタジアは、オホーツクの海に押し寄せる流氷と厳しい寒さを逆手に取り、楽しんでしまおうという知床恒例の冬のイベントである。 1958(昭和33)年、冬の知床の夜空に出現した本物のオーロラの感動を何とか再現しようという想いから、地元有志などが冬季観光の目玉として、1987(昭和62)年から始めたもので、わらを松明で燃やして出した煙のスクリーンに、約800mほど離れた場所からレーザー光線を照射し、赤、青、緑などの光が音楽に合わせて動き、知床の空をオーロラのように幻想的な空間を作り出す様は圧巻である。(煙でいぶされる感じがなんともいえなかった) 期間中は、毎夜19時50分より「知床DVD上映」が約8分程度。毎夜20時から行われる「オーロラファンタジー」で約20分間である。 今回私が体験してきたのは、2015(平成27)年2月5日、知床ファンタジア初日である。今回知床まで来れたのは、2014(平成26)年夏に行ってきた際に応募した「うまいもんゲット★知床しべつぐるっとラリー標津・野付・根室」が当選し、地元旅館(標津町)宿泊券が当たったこともあり、冬の知床をを堪能してきたときのものである。 駐車場は、約100台が無料で利用できる。国道334号線の夕陽台方向へ向かう交差点を反対方向のウトロ地区公設駐車場に向かうと各所に道案内のガードマンが立っているので間違えることはないだろう。 トンネルで入場券を見せて入るのだが、ライトアップされて綺麗だった。 約30分ほどのショーなのだが、立ってみることになるので、かなり厚着をするかスキーウエアを着るのがいいかも。立ってられない方のために椅子も用意されているのでスタッフに気軽に申し出て欲しいとのこと。 悪天候の場合開催出来ない場合があるので注意して欲しい。(屋内ではないため) 終了時には綺麗なハートのレーザー光線が出て記念撮影する人が沢山だった。帰りもトンネルの内部はライトアップされるので安心である。出口付近では寸志を入れる箱も用意されている。 斜里町ウトロの流氷自然公園で開催されているが、夏はここはウトロ地区公設駐車場となり、敷地内には松浦武四郎顕彰碑、知床旅情 歌碑がある。 そばには、オロンコ岩があり、知床八景の一つで、ウトロ港近くにある高さ60mの巨岩で、170段あまりの急な石段を上っていくと頂上は平らで、360度のパノラマを楽しむことが出来る。(冬はもちろん通行止めである) 知床八景とは、知床半島においてよく知られる8ヶ所の景勝地で、オシンコシンの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレペの滝、知床峠、知床五湖、カムイワッカの滝となっている。 国道334号線とは、目梨郡羅臼町を起点とし、網走郡美幌町を終点とする一般国道で、羅臼町湯の沢から斜里郡斜里町字岩尾別道道交点までの23.8kmの区間は、「知床横断道路」と呼ばれ、11月上旬〜翌年ゴールデンウィーク(天候や除雪作業により通行止め期間が延長される場合もある)まで冬期間通行止めとなる。総距離は123.3km。 |