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悲別 ロマン座

住所 歌志内市上歌1丁目1番地5
TEL 0125-42-3338
開館期間 5月〜10月
定休日 不定休
駐車場 店舗横に10台程度

歌志内市

悲別 ロマン座、Facebook

歌志内の由来は、市内を流れる「ペンケウタシュナイ川」の名に由来しており、アイヌ語で、「上の方に砂のたくさんある沢」。1891(明治24)年に北海道炭砿鉄道株式会社の鉄道開通(後の歌志内線)の際、その意をとって歌志内と称しこれを地名としたもので、その前はペンケオタシナイ、歌臼炭山、歌臼、オタウシナイ、ヲタシナイ、オタシナイ炭山など様々な名前で呼ばれていた。
上歌の由来は、アイヌ語の「サツウシ」(夏にいつもある)が変化したもので開村以来、「サクシ」、「礼串」(ルークシ)と言われていたが字名改正で「佐久志」と検討されたが、歌志内の上にあることから上歌とした。
赤平から芦別方向に進んだ国道38号線道道114号赤平奈井江線の交差点から歌志内方向に約2.7kmほど左手。道の駅  うたしないチロルの湯から道道114号赤平奈井江線を赤平方向に約5.1km右手。

この建物は、1953(昭和28)年に竣工した通称「上歌礦会館」で、歌志内市の「住友上歌志内炭礦会館」だった施設である。
住友上歌志内炭礦会館は、当時の住友石炭礦業株式会社赤平鉱業所上歌志内礦が管理しており、1953(昭和28)年に旧住友上歌志内礦の職員厚生施設・映画館として竣工し、映画上映や舞台公演、有名歌手の歌謡ショーなどが催された。
炭鉱閉山後は廃墟状態だったが、1977(昭和52)年に映画「幸せの黄色いハンカチ」(悲別ロマン座の名称は使われていない)で使用され、作家倉本聰氏のTVドラマ「昨日 悲別で」のロケ舞台(架空のもの)となって以来、ドラマのストーリーを追って全国から観光客が訪れる人気名所地になった。その後市内の有志によって保存運動が行われ、会館の一部も改修され、現在はロマン座保存会が管理運営し2008(平成20)年9月から再び開館している。
雪の重みで店舗裏にあるステージ部分の屋根が崩壊したが、正面の店舗部分を地元の人たちが改築し喫茶店になっている。
ここにはよくキタキツネが現れるようで、オーナーにはかなり懐いているようだった。

ロマン座の道路を挟んだ反対側の高台に今も残る旧排気立坑、これは旧住友上歌志内礦の遺構で、赤平と繋がっているようであるが封鎖されている。

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