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石炭博物館

住所 夕張市高松7-1

営業期間 4月下旬〜10月上旬
営業時間 10時〜16時30分
料金 中学生以上1200円 小学生以下700円(炭鉱生活館も含む)
休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日(7・8月は無休))

NPO法人 ゆうばり観光協会

夕張の由来はアイヌ語の「ユーパロ」(鉱泉の湧き出る所)から。
夕張駅から道道38号夕張岩見沢を2.5kmほど進むと巨大テーマパークの跡地が見える。
1970(昭和45)年、夕張市郷土資料館を前身とし、石炭の歴史村の整備に合わせて、1980(昭和55)年に開館した。
以前は、「アドベンチャーファミリー」なる遊園地まで作り上げていたが現在はアトラクションは撤去され廃墟同然になっている。
この遊園地は夕張市が財政再建団体に転落した2006(平成18)年10月22日限りで休館。
2007(平成19)年2月加森観光が運営を受託することが決定し存続することになった。
現在も、歴史村内の施設等のほとんどは加森観光が指定管理者となり、関連会社の夕張リゾートが運営している。
この石炭博物館は、北海道の明治期以降の基幹産業である石炭産業をテーマごとに分け、石炭の生成から開発、炭鉱の仕組みをはじめ、技術や労働、生活資料、坑道、石炭層、石炭産業資料約5000点、地学資料約500点、生活資料約3000点など見てさわって体験して学べる博物館である。
旧北炭夕張炭鉱天竜坑を利用した採炭現場の動態展示など石炭産業の博物館としては国内最大規模を誇り、なかでも炭鉱まっくら探検ツアーは、必見だそうだ。
まっくら探検は、本物の炭鉱「史蹟夕張砿」の中をヘルメットのライトの明かりで歩いて見学するアトラクションだ。
(時間が押していたため入り口だけ撮っておりますご了承ください。)


炭鉱生活館
料金 500円(石炭博物館と共通だと中学生以上1200円 小学生以下700円)
営業時間 9時30分〜17時(16時30分最終受付)
休館日 営業期間は無休(11月上旬〜4月下旬は休業)
施設は、1920(大正9)年に建設され、1981(昭和56)年に解体された旧北炭「夕張工業学校」校舎を復元しており、夕張の最盛期昭和30年代の夕張炭鉱住宅街の風景を再現したジオラマは壮観だ。
炭鉱住宅内の再現など炭鉱の生活関連資料を展示している。


ゆうばり化石のいろいろ展示館
料金 無料
営業時間10時〜16時30分
休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日(7・8月を除く))
中生代白亜紀層から採取された夕張産のアンモナイト、クビナガリュウ、石炭を形成した新生代古第三紀の地層の植物などの化石、約250点を展示している。


この敷地内には、石炭大露頭「夕張二十四尺層」がありいつでも見ることが出来る。
挟炭層である古第三系始新統夕張層中の石炭層で、下位から10尺層・8尺層・6尺層の3層からなり、24尺層とよばれ、1888(明治21)年に発見された。
夕張の繁栄に大きく貢献した歴史的にも記念すべき露頭である。

写真は、上流部にかかる橋の上から見た石炭の歴史村である。
ジェットコースターなどのアトラクションは解体されているが、まだ大部分の施設がそのまま放置されているのである。
SL車両が見える、「SL館」はこの遊園地の中に置かれ、炭鉱会社の所有していた蒸気機関車が展示されている施設だが、事実上廃墟同然で放置されている。


1974(昭和49)年、12月大露頭炭が天然記念物に指定される。
1975(昭和50)年、4月夕張市郷土資料館を夕張炭鉱資料館と改称する。5月天然記念物大露頭炭と模擬坑オープン。
1978(昭和53)年、7月石炭の歴史村工事着工。
1980(昭和55)年、7月石炭博物館開館。11月石炭の歴史村公園、都市公園に認定。
1981(昭和56)年、6月石炭の歴史村に、炭鉱生活館開館する。
1983(昭和58)年、6月石炭の歴史村全村オープン。
2000(平成12)年、4月ゆうばり化石のいろいろ展示館オープン。
2006(平成18)年、石炭の歴史村10月22日限りで休館。
2007(平成19)年、2月に加森観光が石炭の歴史村の運営を受託することが決定。3月深刻な財政難から、財政再建団体となり事実上の財政破綻となる。4月27日の再開後は、歴史村全施設一括のパスポート方式導入するが入館者が激減する。
2008(平成20)年、10月採算性などを理由に一部施設の指定管理が返上される。

道道38号夕張岩見沢線とは、夕張市より岩見沢市に至る主要道道で、総距離46.8km。

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