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夕張鹿鳴館

住所 夕張市鹿の谷2丁目4
TEL 0123-53-2555
営業時間 10時〜18時(入館は17時30分まで)
定休日 不定休 
入場料 大人500円 子供300円

夕張鹿鳴館

NPO法人 ゆうばり観光協会

夕張の由来はアイヌ語の「ユーパロ」(鉱泉の湧き出る所)から。
鹿の谷駅前から約400mほどにある鹿鳴館は、1913(大正2)年、北海道炭礦汽船株式会社(北炭)北海道支店が岩見沢から夕張に移転した際に、役員交歓や来賓接待等を目的に北炭鹿の谷倶楽部として建築された施設で、迎賓館のような施設として使用されていた。
敷地面積8万5330平方m・延床面積約1500平方mの木造平屋、当時の技術の粋を集めた、北海道では珍しい本格的和風建築である。
内部は和室洋室が組み合わされた和洋折衷な造りで、その装飾や調度品は贅を尽くした豪華な作りが特徴。部屋数は本館と2つの別館を併せて30余室もあった。
1954(昭和29)年には昭和天皇が宿泊されたそうだ。
1984(昭和59)年、閉山に伴い北海道炭礦汽船が夕張市に売却するが、老朽化等の事情により公開は遅れ、1994(平成6)年に記念館として一般公開される。
夕張市は負債削減のため、2007(平成19)年2月、他16施設とともに夕張リゾートに運営委託することを決定するが、2008(平成20)年10月、夕張リゾートが管理権を返上し、閉鎖される。
建物は2009(平成21)年4月、小樽市内の業者に無償譲渡され、同年9月にレストランとして再開された。
1999(平成11)年、NHK連続テレビ小説「すずらん」に三九炭坑社長宅として登場する。
2001(平成13)年、10月北海道遺産推進協議会より「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として「北海道遺産」に認定。
2007(平成19)年、11月「夕張炭田関連遺産」として近代化産業遺産に認定。
2011(平成23)年、10月国の登録有形文化財に登録された。
(時間が押していたため入り口だけ撮っておりますご了承ください。)


NHK連続テレビ小説「すずらん」とは、1999(平成11)年4月5日〜10月2日まで放送された作品。
橋爪功さん演じる、明日萌(あしもい)駅の駅長と、その駅に置き去りにされた女の子萌(もえ)のストーリー。
ドラマの中では、明日萌(あしもい)駅の名で登場し、撮影のために昭和初期の駅舎を再現、雨竜郡沼田町恵比島にすずらん ロケ地(JR恵比島駅)がある。
駅前には映画で使用された中村旅館(旧黒瀬旅館)が保存されており、館内を公開している。
今でも、駅舎をはじめ、駅前旅館や駅長の家などが残っており、観光客が訪れている。

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