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キウス周堤墓群

住所 千歳市中央

千歳市

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北海道埋蔵文化財センター

千歳市にある史跡で、国道337号線を長沼町に向かって約8キロメートル、道東自動車道の千歳東インターチェンジを越すとすぐに林が見え看板と駐車場がある。
交通量が多いので、路上駐車は大変危険である、公共交通機関はない。


面積は約4万5千uもあり、史跡内には縄文時代後期(およそ3000年前)に作られたとされる複数の墓が点在している。
墓は円形の巨大な竪穴を掘り、土を周囲に積み上げ環状に土手を築いたもので、現在ではキウス周堤墓群とその周辺には24基の墓が見つかっているそうだ。
墓はそれぞれ「 - 号」と割り振られており、縄文時代に作られた墓としては、日本最大とも言われている。
周堤墓群の7基の墓のうち最大のものは直径が75m、土手の上から竪穴の床までの深さは5.4m、最も小さな墓の直径は20m。
キウス4遺跡からは9基の周堤墓が発見され、ここからは盛土遺構・竪穴住居・貯蔵穴などの建築物の跡も見られる。
出土した土器や木製品などは、北海道立埋蔵文化財センターで保存、見学することが可能である。
1901(明治34)年、河野広道により発見され「チャシ」として報告された。
1964(昭和39)年、キウス1・2号を発掘。
1979(昭和54)年10月23日に国指定の史跡となった。


ちなみにこの史跡には、オオウバユリの群落があり白い花が綺麗なのである。
オオウバユリとは、ユリ科の多年草でやや湿り気のある林内、林縁に自生する。
高さ1〜2mになり、茎の上部に横向きの緑白色の花を付ける。アイヌ民族は「トゥレップ」と呼んで食料とした。
花期は7〜8月である。

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