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SL79616

住所 沙流郡日高町字富岡(日高山岳ビラパーク敷地内)

日高町観光協会

日高町の由来は日高山脈の山麓に位置することから命名されたといわれている。
日高山岳ビラパークは、日高町市街地から約1kmほどに位置し、沙流川温泉ひだか高原荘に隣接する公園であり、面積は4.0haとなっている。
公園敷地内には、9600形蒸気機関車「79616号機」が静態保存・展示されている。
以前は別の場所ではあるが客車などもあり、SLホテル日高やまびこ号として運営されていたが、SLホテルの廃業に伴い客車は解体・撤去され、「79616号機」のみ現在地に残った。
現在は屋根が掛けられてはいるが保存状態がいいとは言えない。
このSLは、1924(大正13)年に製造され、1975(昭和50)年に廃止になるまで日高線ほか北海道全域で活躍していたそうだ。


富内線(とみうちせん)とは、日本国有鉄道が運営していた鉄道路線で、勇払郡鵡川町(現・むかわ町)の鵡川駅で日高本線から分岐し、沙流郡日高町の日高町駅を結んでいた。
北海道鉱業鉄道が、沿線から産出されるクロム鉱や石炭、森林資源の開発のため、金山線(沼ノ端〜辺富内)として開業。
1924(大正13)年に北海道鉄道と改称し、その後1943(昭和18)年に札幌線(現・千歳線)とともに国有化され、富内線となった。
この富内線は、根室本線の金山駅に接続するはずだったが変更となり、その一部が現在の石勝線(新夕張駅〜占冠駅)として開業している。
その後1986(昭和61年)年、11月廃線となった。
1922(大正11)年、7月北海道鉱業鉄道が沼ノ端〜生鼈(いくべつ)間を金山線として開業し、ニナルカ駅・上厚真駅・上鵡川駅・萠別駅・生鼈駅を新設する。
1923(大正12)年、6月生鼈〜似湾間を延伸開業し、芭呂沢駅・似湾駅を新設。11月似湾〜辺富内間を延伸開業し、杵臼駅・穂別駅・辺富内駅・入鹿別駅を新設する。
1924(大正13)年、3月北海道鉱業鉄道が北海道鉄道に社名を変更する。
1925(大正14)年、7月上勇払駅を新設する。
1926(大正15)年、5月上勇払駅を北松田駅に改称。
1927(昭和2)年、9月木金似駅を新設する。
1943(昭和18)年、8月北海道鉄道を買収し国有化する。沼ノ端〜富内間を富内線し、上鵡川駅を豊城駅に、萠別駅を春日駅に、生鼈駅を旭岡駅に、似湾駅を栄駅に、杵臼駅を豊田駅に、邊富内駅を富内駅に、上勇払駅を北松田駅に、ニナルカ駅を静川駅に改称する。芭呂沢駅・深牛駅を廃止。
1958(昭和33)年、11月富内〜振内間を延伸開業し、幌毛志駅・振内駅を新設する。
1964(昭和39)年、11月振内〜日高町間を延伸開業し全通。仁世宇駅・岩知志駅・日高岩内駅・日高三岡駅・日高町駅を新設する。
1986(昭和61)年、11月全線廃止し、道南バスに転換する。


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